7/20 輸送力列車
弘南鉄道は国内で最北の電気鉄道です。弘南線と大鰐線がありますがなかなか苦戦しておりまして、特に大鰐線は生死の淵を彷徨っている状況であり予断を許しません。
自宅のすぐそばを控えめな乗客数で走っている大鰐線に対して弘南線は割合にもうかっているらしく、朝は「輸送力列車」として4両の列車が仕立て上げられて1往復しています。もともと通学需要を見越しての列車ですから、長期休暇に入れば他と同じく2両に。というわけで弘南線初の撮影はこの「輸送力列車」目当てで行ってきました。
朝の弘前行きは進行方向の関係で順光の撮影地が全くといっていいほどありません。今回は尾上高校前~田んぼアートでなんとかなるのでは?と見当をつけて挑みましたが、それでも側面に当たるかどうかは確信できませんでした(もっとも、弘前行き通過時には曇っており杞憂に終わってしまうのですが)。
4レ 7012F
余談ですが弘南線は尾上高校前付近で進路を変えますので、画像の通り田んぼアートに向かう線路越しに尾上高架橋を望むことができます。
この日は晴れのち曇りという予報になっていましたが明け方は目も当てられないほど雲まみれ。少しずつ晴れたものの通過には間に合わず。しかしそれでも7000系の堂々たる4連は勇ましく駆け抜けて行きました。
8レ 7011F+7013F
カーブを活かしてうまいこと縦で撮影できるのでは・・・?と試みたものの思いの外カーブが緩く500mmも伸ばさざるを得ませんでした。結果は案の定撃沈。手持ちでは苦しいものがあります。
10レ 7012F
弘南線と言えば尾上~田舎館の高低差を克服するための高架橋。地べたを走る姿もよいのですがこれもまた格好いいものです。練習がてら7レで非貫通の7000系を撮影。
7レ 7105F
9レ 7013F+7011F
やはり4両になりますと長いですね。門形の橋脚に加えて補修用の橋脚も入った個性的な構造の高架橋も画面に入れ込むことができて満足です。
できれば次は8レを順光でいただきたいところ。また近々行くことなりましょう。